ＭＫＮシリーズの特徴

ＭＫＮシリーズは、NOxは水に吸収されにくいという常識を根底から覆し、
高い吸収効率を実現する特殊フィルター層「気液接触層」と、その混合に
最適な液膜を形成するための「噴霧装置」等、多大な設置面積を必要とせず、
シンプルな構造にして、水だけで極めて高い吸収効率で窒素酸化物の除去が可能です。
また吸収塔を増やすことでNOx除去率をさらに高め、硝酸として完全に回収が可能です。

従来型の湿式充填塔は、大容量の充填塔や薬注設備、触媒設備等を要するにもかかわらず、
十分な吸収効率が得られていません。また廃水処理設備や窒素除去設備が必要となり、
二次公害、廃棄物処理、多大な設備費、運転経費等のコスト等、問題点が多数あげられます。

NOx除去性能と運転コスト

他社NOx除去方式のうち、乾式プロセスであるSCR法と、
湿式プロセスである3塔酸化還元方式と、MKNシリーズを比較

メンテナンス

MKNシリーズは運転コストが低く、除去物の再資源化ができ、NOxの完全除去が可能です。